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初期虫歯の出来るメカニズムを知って予防を心がけましょう②脱灰と再石灰化 海浜幕張 歯科医院 マリブ海浜歯科室

投稿日:2015年6月30日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。 海星会スタッフOです\(^o^)/ 今回は前回お話した「初期虫歯のできるメカニズムを知って予防を心がけましょう①初期虫歯は治るのか?」の続きです。 前回、表面下の脱灰が進んで、エナメル質の表面の層が崩れてしまった場合は、再石灰化の環境が整っても、虫歯の穴(齲窩ーうか)は元に戻らないことをお伝えしました。 そして、表面下の脱灰(白斑の状態)の段階から、唾液や歯から溶け出したミネラルが再び決勝を形成し、脱灰病変の進行を止めたり、表面下脱灰を治したりすること(再石灰化)もお伝えしました。     実は、常にお口の中ではこの二つの現象が繰り返して行われているのです。   まず、口の中にあるミュータンス菌などのむし歯菌が、食べ物の糖分を養分にして、 ネバネバした物質をつくって歯の表面に付着します。 そのなかでむし歯菌が増殖し、プラーク(歯垢)が出来ます。 さらに食べ物を食べると、むし歯菌がその糖分からさんをつくりだすため、 プラークは酸性になります。 その酸が歯の表面のエナメル質を溶かして、歯の成分であるカルシウムやリン酸を奪います。 !!間食回数が多くだらだら食べるはNG!! ★初期むし歯の形成 ★今あるむし歯の進行 ★再石灰化部への酸の侵襲 ↑↑脱灰優勢↑↑   食べ物を食べるしばらくすると唾液などの働きにより、 酸が中和され、カルシウムやリン酸が再び歯の表面にもどってきます。 ♪食事や間食の回数が適正♪三時間以上あけて食べる ★健全な状態の維持 ★初期のむし歯の回復 ↑↑再石灰化が促進↑↑   といった具合です。 脱灰が優勢にならないよう、再石灰化が促進されるよう、 普段の食生活を見直してみましょう(*^_^*) 初期むし歯であれば、自力で治すことが可能です! もしも気になる場合は、早めの検診や治療をしましょう★

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