初期虫歯が出来るメカニズムを知って予防を心がけましょう①初期虫歯はなおるのか? 海浜幕張 歯医者 マリブ海浜歯科室 投稿日:2015年6月4日 カテゴリ:スタッフブログ こんにちは。 海星会スタッフOです\(^o^)/ 今日は初期虫歯について詳しくなって、普段からなるべく虫歯を作らない、 出来ても再石灰化を促して、治癒出来るようになっていただきましょう! 健康な歯が、虫歯になりかけているときの症状として、見てわかるものは 「白斑(はくはん)」と呼ばれるものです。歯は半透明ですが、半透明性が失われて少し 透いて見える、グレーっぽい状態です。 これは、虫歯の段階でいうと、「表層化脱灰(ひょうそうかだっかい)」といいます。 歯のエナメル質の表面には、ミネラルが保存された厚さの層が残っています。 その下のミネラル量が脱灰により低下し、スカスカになっている状態です。 ただし!この時点ではまだ虫歯にはなりきっていません。 むし歯による穴(齲窩ーうか)が形成される前です! ここが初期むし歯と言われます。 ここで虫歯になって、治療をしにいく必要が出るか、 様子を見て回復し、強い歯にしていけるかの、分かれ道です!! ●再石灰化によりむし歯が治ったり進行が止まるパターン(^◇^)● 唾液や脱灰した歯から溶け出したミネラルが、再び結晶を形成し、 表面化脱灰を治したり(再石灰化)、脱灰病変の進行を止めたりします。 ●虫歯になり治療が必要になるパターン(*_*)● 脱灰が進んで、エナメル質の表面の層が崩れてしまい、穴があいた! あいてしまったら、再石灰化の環境が整っても、むし歯の穴は回復しません。 次回②は、もう少し詳しく、むし歯の原因や再石灰化についてお話します。噛みんぐすーん! ■ 他の記事を読む■ « 舌にできた口内炎をすぐに治す方法 純白のドレスには白い綺麗な歯がよく合います 海浜幕張 歯科医院 マリブ海浜歯科室 »